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10.手話
2019/04/21




10-1.手話とは
10-2.手話を学ぶきっかけ
10-3.手話検定

10-1.手話とは
皆さんご存知とは思いますが、手話とは耳の聞こえない人とのコミュニケーションをとる方法の1つで、主に手や指の動きで意思疎通をはかる言語です。本ウェブサイトは主に音声言語のマルチリンガルについて扱っていますが、手話のように音声言語ではない言語も立派な言語ですので、今回とり上げさせてもらいました。最近はテレビでもたまに演説者の隣に手話通訳の方がいたりなど、身近に感じる方もいるのではと思います。手話は主に手や指の動きで単語(たとえば、親指1本を立てると「男」、小指1本を立てると「女」、など)を表現しますが、それ以外に指文字といって指の形で日本語のあいうえおを表現する方法があります。また、音声言語と同様に、手話もそれが使われている国により単語が異なったりなど、手話の外国語も存在します。私はこの手話という言語に興味があった時期があり、一時期手話の本を買って一人で勉強し、手話検定といった試験を受けていました。結局、実際に使用する機会はありませんでしたが、手話というものを少しでも知ることができてよかったと思っています。
 

10-2.手話を学ぶきっかけ
手話を学びはじめたきっかけは主に2つです。1つは、もともとマルチリンガルに興味があって、「手話という言語はどんな言語なんだろう」といった好奇心がありました。2つ目は、テレビドラマ(「愛しているといってくれ」「君の手がささやいている」「オレンジデイズ」など。多分、若い人は知らないと思いますが。)で手話をとり上げていて、身近に感じていたからだと思います。周りに手話ができる人も勉強している人もおらず、自分で本を買って勉強していました。ただし、それだけではモチベーションが維持できないため、手話検定を受けたりしていました。
 

10-3.手話検定
モチベーション維持のため、手話検定の勉強をしました。手話検定にはいくつか種類がありますが、私が受けたのは「手話技能検定」です。1級から7級まで9段階(準1級、準2級を含む)があり、7級は在宅試験、1級から6級は会場試験になります。まずは7級を受けました。指文字50音を回答する試験で、だいたい数週間勉強することにより合格することができました。その次に6級を受けました。この試験は日本の主要都市でのみ開催しているため、当時地方に住んでいた私は東京会場まで行って試験をしました。単語100個ぐらいと指文字についての筆記試験で、映像を見て意味を読み取ります。数か月の勉強の後、試験を受け、結果的に6級に合格することができました。試験会場には受験者が結構いて、手話に関心がある人がそれなりにいることを初めて知りました。その後、興味がスペイン語の方に行ってしまったため、手話の勉強は継続しませんでしたが、手話がどんな言語であるかを知ることができ、また、手話を勉強している人が結構いることを知ることができ、良かったと思っています。また機会があれば勉強を再開してみたいです。
 

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