台湾駐在回想録(携帯電話編)

今回の台湾駐在回想録は携帯電話についてです。

本記事は私の体験をもとにしていますが、現在の台湾携帯電話会社などによっては状況が異なる場合があると思います。あくまで参考情報ということでご理解願います。

 

仕事用携帯

台湾でも仕事上で携帯電話はよく使います。日本では会社から携帯電話が貸与されるかと思いますが、台湾の場合は基本的には携帯は貸与されず、自分の携帯を仕事で使います。また、通信費の手当や補助はほとんどありません。全て自腹です。

私が駐在した会社も、この台湾の文化を踏襲して全て自腹でした。そして、自分の個人携帯の電話番号を名刺に記載していました。

 

SNS

台湾でもSNSが流行っています。SNSはFacebook、Instagram、Twitter、LINEなどがありますが、台湾では特にLINEの使用率が高いです。

仕事上で個人の携帯電話を自腹で使用するため、通信料を少しでも抑えようと、台湾では仕事でもこのLINEが頻繁に使用されます。初対面で名刺交換をすると同時にLINE IDを交換することもよくあります。音声電話もLINEの無料電話機能を使って行うことが多いです。

 

携帯電話会社

台湾の携帯電話会社は中華電信、台湾大哥大、遠伝電信、亜太電信、台湾之星の5社です。中華電信は日本のNTTのような存在で台湾最大の携帯電話会社です。そして、2位が台湾大哥大、3位が遠伝電信といったところでしょうか。亜太電信と台湾之星は新興の携帯電話会社でユーザ数はそんなに多くないと思います。

私は中華電信を契約していました。理由は台湾最大の携帯電話会社なのでカバーエリアも最大ですし、店舗も街のいたるところにあり便利だからです。そして、頻繁に利用する台北松山空港の中に店舗を構える唯一の会社で、かつ台北松山空港の店舗では日本語が話せる店員がいるので諸手続に困ることがないであろうと思ったからです。

 

携帯端末(新品、中古)

日本ではiPhoneを使っている人が多いですが、台湾の人はあまりiPhoneを使わず、HTCなどの台湾製Android端末を使っている人が多いです。

台湾で携帯端末を購入したい場合、携帯電話会社や家電量販店の店舗でも購入することができますが、台湾の秋葉原と呼ばれる「光華商場」やその界隈の商店街に行けば、新品も中古も購入することができます。

私も光華商場の界隈の中古ショップでiPhoneを購入したことがありますが、結構お手頃な値段で購入することができました。ちなみに台湾の携帯は全てSIMフリーです。SIMロックはされていません。

次のページへ